「国が止めたAI」Fable 5を3日だけ使った話|Claudeミュトス級モデル体験談
2026年6月、Claude史上最強のAI「Fable 5」が登場し、たった3日で米政府に止められました。元は危険すぎて非公開だった「ミュトス(Mythos)」の一般公開版。育休中の非エンジニア主婦が、消える前の3日間でブログ収益化や個人の仕事の相談に使い倒した正直な記録です。
2026-06-24 公開

▼ 目次
① 「国が止めたAI」Fable 5(フェイブル)とミュトスって何なのか
② 非エンジニアの主婦が、消える前の3日間で何を頼んだのか
③ 世界最強AIに触れてみて、私が一番大事だと思ったこと
※この記事は、育休中の主婦(非エンジニア・2児の母)がAIを使ってブログや個人の仕事をしている、という立場で書いています。性能の話の一部は私個人の体感です。背景の事実は、Anthropic公式と厚生労働省の公式情報で確認したものに絞って書いています。
「国が止めたAIって何?」「Claudeのミュトスとかフェイブルって、結局なんなの?」
ニュースやSNSでそんな言葉を見かけて、私も最初は「?」だらけでした。
でも私、その「国が止めたAI」を、止まる前の3日間だけ毎日使っていたんです。育休中の、ただの主婦が。
✓ 結論
先にざっくり言うと、Fable 5はClaude史上いちばん賢い一般公開モデル。元は危険すぎて非公開だった「ミュトス」の安全版です。あまりに強力で、出てから3日で米政府に止められました。この記事は、その3日間を私がどう使ったかの記録です。
Claude ミュトスとは?「国が止めたAI」と呼ばれた理由
2026年6月9日、Claudeを作っているAnthropic(アンソロピック)社が、新しいAI「Fable 5」を一般公開しました。
このFable 5、元をたどると「ミュトス(Mythos)」という、社内の最上位モデルがベースです。ミュトスは「賢すぎて悪用されると危ない」という理由で、ずっと一部の組織にしか公開されていませんでした。
どれくらい警戒されていたかというと、日本の厚生労働省が2026年5月22日に開いた会議の案内文で、「Claude Mythos」を名指しして、医療機関などへのサイバー攻撃に注意するよう呼びかけているほどです(厚生労働省の公式サイトに載っています)。
そのミュトスに安全装置をつけて、私たちでも使えるようにしたのがFable 5。
そもそもClaudeって何?という方は、こちらに主婦目線でまとめています。

あわせて読みたい
Claude AIとは?使い方・料金を主婦が正直レビュー

安全装置って、性能を下げたってこと?
それが違うの。賢さはミュトスのまま。危ない質問が来たときだけ、ひとつ前のモデルにそっと切り替わる仕組みなんだって。普通に使う分には気づかないレベル。

ところが公開からたった3日後の6月12日、米政府の指令でFable 5は止まりました。安全装置を破る手口が見つかったことがきっかけだと、Anthropicが公式の声明で説明しています。日本にいる私が使えなくなったのも、この巻き添えでした。
なんで私は3日間、急いで使ったのか
私、Fableがこんなに早く消えるなんて思っていませんでした。
出たときに「追加課金が始まるまでお試し期間がある」と聞いて、「今のうちに使い倒そう!」と思ったんです。期間限定セールに駆け込む感覚に近いかも。
だから私は、自分にとって一番大事なことをお願いしました。
普段なら頼まないような、大きくて面倒な「全体の棚卸し」を、まるごと投げてみました。
たとえばブログの記事一覧をぜんぶ見せたら、「どの記事を入口(主軸)にして、そこから収益につながる記事へどう読者を流すか」という導線の弱さを、ズバッと指摘してくれました。質問に答えるAIというより、私の状況ごと見て、仕事を整理してくれる相手という感じです。

みんなはFableで何してたの?
Xを見てたら、ゲームを作ってる人がいっぱいで楽しそうだったよ。横目にうらやましかったけど、私は期間限定だと思って必死に仕事を頼んでた(笑)

Sonnetからの乗り換えで「別の人が来た」と思った
私はこれまで、Claudeの中でも「Sonnet(ソネット)」というモデルをメインで使っていました。それでも十分すごいと思っていたんです。
でもFableに変えた瞬間、返ってくる答えが全然ちがいました。
細かく指示しなくても、こっちの意図を先回りして、全体を見たうえで答えてくれる。私の文章のクセや口調まで見て書いてくれるから、いつもなら山ほどある手直しが、びっくりするくらい少なかったんだよね。
AIのモデルって、お手伝いさんのグレードみたいなものだと思っています。
私の感覚では、SonnetからFableに変えたのは、頼れるお手伝いさんが、急に超一流の人に変わったみたいな感じ。「あ、これが理想のやつだ」と思いました。

そんなに違うもの?
別の人が来たのかと思ったくらい。だから止まったあと、しばらくは前のモデルが物足りなく感じちゃって…。Xでも同じこと言ってる人をちらほら見たよ。

すごいけど、燃費はめちゃくちゃ悪い
いいことばかりじゃなかったです。
とにかく使用量(トークンといいます)の減りが速い。最高級のお手伝いさんは時給が高い、みたいなイメージで、上限にあっという間に届くんです。
あまりに良すぎて、「1か月だけ上のプランに変えようかな」と本気で迷ったほど。実際Xでは「1か月だけプランを上げた」という人や、「3日で止まったからキャンセルを抗議した」という人までいました。
あの数日は、ちょっとした「Fable祭り」みたいな空気だったんです。

プラン変えなくてよかったの?
迷ってるうちに止まっちゃったから、結果的に変えなくて正解だったかも…。こればっかりは何が幸いするか分からないね。

3日で消えて、私が学んだこと
Fableが止まって、いちばん強く思ったことがあります。
便利な道具は、ある日とつぜん使えなくなることがある。だから「いつかやろう」じゃなくて、「使えるうちにやろう」。
私はたまたま、期間限定だと思って急いでブログや仕事の棚卸しをしていたから、止まる前に大事なところを見てもらえました。もし「来週でいいか」と後回しにしていたら、間に合っていませんでした。
世界最強と言われたAIに触れて、私が持ち帰ったのは、すごい使いこなし術じゃなくて、この「今やる」の感覚でした。

また使えるようになるのかな?
Anthropicは「できるだけ早く戻したい」と言ってるよ。時期は未定だけど、戻ってきたら絶対また使うって決めてる。あの3日間が忘れられないから。

ちなみに、Fableが止まったすぐあと、日本の会社「Sakana AI」が「Fugu(フグ)」という新しいAIを出しました(2026年6月22日)。複数のAIを束ねて使う仕組みで、ひとつが止まっても別のに切り替えられるのが特徴だそう。世界最強が消えても、ちゃんと次が出てくる。AIの世界の速さに、ちょっとワクワクしました。
今回のことで、ひとつのAIに頼りきらず、何種類か使い分けておく大切さも感じました。ChatGPTやGeminiとの違い・使い分けは、こっちにまとめています。

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ClaudeとChatGPTの違いを比較|課金するならどっち?主婦が両方使って選んだ答え
まとめ:消える前に触れてよかった
エンジニアじゃなくても、会社の仕事じゃなくても、AIの進化は私たちの生活のすぐ近くまで来ています。また戻ってきたら、今度はもっと落ち着いて、いろいろ頼んでみたいです。
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