Claudeに任せても完璧じゃない。主婦ブログの404調査で学んだAIへの頼み方
AIにブログの404チェック(リンク切れ探し)を頼んだら見落としがあった話。今回の依頼ではClaudeは記事データ内のリンク確認に寄り、本当に壊れていたカテゴリリンクは別のAI(Codex)が見つけました。非エンジニア主婦が学んだ、AIに確認を頼むときの言い方をまとめます。
2026-06-26 公開

▼ 目次
① AIにブログのチェックを頼んでも、頼み方しだいで見落とすことがある
② 「コードを見る」のと「読者の画面を見る」の違い
③ 次から使える、AIへのチェック依頼の言い方
「AIに任せておけば、ブログのミスは見つけてくれるよね?」
私もそう思っていました。でも先日、AIにブログの404チェック(リンク切れ探し)を頼んだら、見事に見落とされたんです。
✓ 結論
先にざっくり言うと、「404チェックして」だけだと、AIはコードの中のリンクしか見ないことがあります。実際に壊れていたのは、読者が画面で押す「カテゴリのボタン」でした。だから今は「読者が実際に見る画面で、押せるところ全部チェックして」と頼むようにしています。
きっかけ:アクセス解析で「404」が30回も出ていた
私はブログのアクセスを、Googleアナリティクス(無料のアクセス解析ツール。今の正式名はGA4といいます)で見ています。
ある朝チェックしていたら、「404」というページに30回もアクセスが来ていることに気づきました。404というのは「そのページは存在しません」というエラー画面のこと。
つまり、どこかで読者が存在しないページに飛ばされているということです。30回はちょっと無視できない数。気になって、調べることにしました。

404って、放っておいたらダメなの?
致命的ではないけど、読者がせっかく来てくれたのにエラー画面を見せちゃうのはもったいないよね。直せるなら直したいなって。

AIに「404調査」をお願いした結果
まず、いつも相談しているAI「Claude(クロード)」に「404が出てる、調べて」とお願いしました。
Claudeは、記事のデータの中にあるリンクを全部チェックして、こう答えました。
「リンク切れはゼロ。古いURLのリダイレクト(転送)も正常。残りはボット(自動巡回プログラム)のノイズです」
なるほど、問題なさそう。私も一度は納得しました。

じゃあ解決したってこと?
そう思ったんだけど…なんかモヤッと残ったんだよね。「本当に全部見た?」って。

でも、もう一つのAIが「本当の犯人」を見つけた
私はもう一つのAI「Codex(コーデックス)」にも、同じことを頼んでみました。
Codexは、実際に公開されているページをまるごと見て回って(クロールといいます)、ページの中のクリックできるリンクを全部チェックしてくれました。その数、なんと312件。
そして、見つけました。
記事の上のほうにある「カテゴリ名のボタン」(私のブログだと「ブログ運営」みたいなやつ)が、存在しないURLを指していたんです。読者がそこを押すと、404に飛ぶ状態でした。
実際に何が起きていたか、整理するとこんな感じです。
| 調べた項目 | 中身 |
|---|---|
| 404の表示回数 | 約30回(28日間) |
| 最初に疑った原因 | 削除した記事や、古い内部リンク |
| 本当の原因 | 記事の上にある「カテゴリのボタン」が、存在しないページを指していた |
| 見つけた方法 | 公開ページを全部見て回り、押せるリンク312件をチェック |

えっ、Claudeは「問題なし」って言ってたのに?
そう。同じ「404チェック」を頼んだのに、結果が違ったの。ここに大事な学びがあったんだよね。

なんで最初のAIは見落としたのか
ここが一番の学びでした。差はとてもシンプルです。

AIにこう説明されたけど、結局どういうことか分かんなかった(笑)
要するに、Claudeは「私が書いた本文」の中だけを見てて、ページに自動でつく「ボタン」みたいな部分は見てなかったの。だから本文は完璧でも、ボタンのリンクが壊れてたのを見逃しちゃった、って感じ。

今回壊れていたのは、記事データには出てこない、テンプレート(サイトの共通の型)が自動で作っていたリンクでした。だから記事データだけを見ても、見つからなかったんです。
ここで気づいたのは、AIは頼まれたことをちゃんとやっているようで、実は「どこまで見るか」を勝手に狭く決めていることがある、ということ。「404チェックして」という同じ言葉でも、Claudeは記事データの中、Codexは公開ページ全体、と解釈の範囲が違ったんです。
Claudeに頼むときは「見る範囲」を指定する
今回のことで分かったのは、Claudeの得意なことと、ひと声かけたほうがいいことの違いです。
Claudeは、文章を整理したり、考えを言葉にしたり、「たぶんこれが原因かも」と仮説を出すのがすごく得意。一方で、実際の画面・ボタン・スマホでの見え方までは、言われないと見ないことがあります。
だから、こんなふうにひと言そえると、ぐっと精度が上がりました。
「賢いから全部見てくれてるはず」と思い込まず、見てほしい範囲をこちらから一言そえる。それだけで、AIはちゃんと応えてくれます。
AIに頼むときは「コード」じゃなく「読者の画面」で
この経験で学んだのは、AIに確認を頼むときの言い方ひとつで、見てくれる範囲が変わるということ。
私みたいな非エンジニアは、「カテゴリリンク」とか「テンプレート」とか、技術的な言葉は分かりません。でも、それで大丈夫。難しい言葉を覚える代わりに、こう言えばいいと教わりました。
「読者の画面で確認して。押せるところ全部を見て」
「コード上では正しい」ではなく、「読者が実際に押したら404にならないか」。この目線で見てもらうのが大事でした。
次から私が使う、AIへの頼み方
実際に私が使っている、コピペ用の頼み方がこちらです(右上のボタンでコピーできます)。
404チェックをお願いします。 記事データだけで判断せず、実際に表示されたページ(公開HTML)を基準にしてください。 読者が画面で押せるリンクを全部対象にして、本文リンクだけでなく、 ヘッダー・フッター・パンくず・カテゴリのボタン・記事一覧のカード・画像リンクも見てください。 「コード上は正しい」ではなく「読者が押したら404にならないか」で確認して、 〈発生元ページ/壊れているURL/どこを押すと起きるか〉で報告してください。
技術的な場所が分からなくても、これをそのまま貼ればOK。あとはAIが網羅的にチェックしてくれます。

でも、この長い指示を毎回コピペするの、ちょっと面倒じゃない?
そうなんだよね。だから私はClaudeに「これ覚えておいて。別のチャットでも使えるようにして」ってお願いしたの。そうしたら、毎回貼らなくても分かってくれるようになったよ。

よくある質問
Q. AIにブログの404調査(リンク切れチェック)を頼むとき、何を伝えればいい?
A. 「記事データだけじゃなく、実際に公開されたページで、読者が押せるリンクを全部見て」と伝えるのがコツです。これだけで、見てくれる範囲がぐっと広がります。
Q. ClaudeとCodexは、どう使い分けてるの?
A. 私は「考える・文章を整える」はClaude、「実際のページをすみずみチェックする」はCodex、という感じで分けています。今回みたいに2つで見比べると、片方の見落としにもう片方が気づいてくれます。
Q. 非エンジニアでも、404の原因は見つけられる?
A. 見つけられます。私も技術的なことは分かりません。でも「読者の画面で確認して」とAIに頼めば、原因の場所まで案内してくれました。難しい用語を覚える必要はないです。
まとめ:AIに任せるほど、確認してほしい範囲を言葉にする
AIはすごく頼れる相棒だけど、丸投げで100点が返ってくるわけじゃない。任せる範囲を、こちらが言葉にしてあげる。それだけで、見つけてくれるものが大きく変わると実感した出来事でした。
この記事を書いた私は、育休中の主婦。エンジニアではないけれど、AIを相棒にこのブログを運営しています(くわしい自己紹介はこちら)。
ちなみに私は、ClaudeとCodexの2つのAIを使い分けています。その理由はこっちにも書いています。

あわせて読みたい
ClaudeとCodexの使い分け|どっちがブログ添削向き?主婦が両方使って比較
関連記事
Xでも発信中です!
副業の進捗・AI活用のリアルをつぶやいてます。よかったら仲良くしてください。




